KIYAKIについて

おいしいピザを提供するオーブンの種類とメリット・デメリット

オーブン 種類

飲食店でおいしいピザを提供したい、自宅に設置してピザパーティーを開きたいというときに大切なのは、「ピザをどのように焼き上げるか?」ということになります。ピザを焼くにはオーブンが必要となりますが、このオーブンにもさまざまな種類があり、メリット・デメリットがあります。そんなピザ焼きオーブンの種類やメリット・デメリットをご紹介しましょう。

1. ピザ焼きオーブンの種類

飲食店に設置し、お客様に提供できるレベルのピザを焼こうとした場合、オーブンの設置が不可欠となります。オーブンにはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的なピザ焼きオーブンの種類をいくつかご紹介します。

1-1. コンベクションオーブン

コンベクションオーブンとは、庫内に熱風を循環させて食材を熱するオーブンです。従来のオーブンでは、上下2か所の熱源から食材に火を通すため、熱源に近い部分と遠い部分ではどうしても焼きむらが発生してしまいます。しかしコンベクションオーブンは庫内全体に熱風を循環させるために、焼きむらのない焼き上がりが可能となり、これが最大のメリットです。

デメリットとしては、庫内に熱風を循環させるファンを設置するため、庫内容量が小さくなること、さらに熱風でゆっくり焼き上げることから加熱時間が長く、ランニングコストが高くなるという点があげられます。

1-2. スチームコンベクションオーブン

コンベクションオーブンの機能に加え、庫内に水蒸気を循環させることができるのがスチームコンベクションオーブンです。コンベクションオーブンは、食材に長時間熱風を当て続けるため、食材の表面が乾燥してしまうという特徴がありますが、スチームコンベクションオーブンは同時に水蒸気を循環させるため、食材表面の乾燥を防ぐことも可能です。

ほかにメリットとしては、焼くだけではなく、蒸す、煮るなど多彩な調理法が可能となることがあげられます。一方デメリットとしては、基本的に高額になることや、広い設置スペースが必要であることなどがあり、条件をクリアした店舗にしか設置できないという点があります。

1-3. 石窯オーブン

そもそもピザとは本来石窯で焼き上げるものです。そこでピザ専門店などでは、本格的な石窯を設置するケースも少なくありません。ピザ本来の調理法ですから、焼き上がりは最高になりますが、その分デメリットが多いことも特徴です。

デメリットは、設置が高額になることです。事故を起こさない本格的な石窯の設置は、それなりに費用も必要になります。また、多くの石窯は薪を燃料とするため、温度調節など技術や知識が必要なのです。さらに石窯オーブンはサイズが大きいものが多いため、設置場所の確保も必要になります。

2. メリットが大きくデメリットが小さいKIYAKIとは?

本格的なピザを焼くにはオーブンが必要です。そのオーブンにはいくつかの種類がありますが、どのオーブンにもデメリットがあるのも事実です。そこでメリットが大きく、デメリットが少ないオーブンをご紹介します。

2-1. 木質ベレットを使用し環境にやさしくコストダウン

KIYAKIは木質ペレットを燃料としています。木質ペレットとは、木材製品を加工する際に出た樹皮や端材を加工し作られる木製燃料であり、薪などと比較しても単価を大幅に抑えられるのです。

また、木質ペレットを燃焼することで二酸化炭素が発生しますが、この二酸化炭素は木質ペレットが木として成長する過程で大気中から取り込んだものであり、排出したとしても二酸化炭素の量は増えていないと考えることができます。これはカーボンニュートラルといい、世界的にも環境にやさしい燃料として認められています。

2-2. 石窯に負けない高温調理が可能

木質ペレットを利用するということは、本格的な石窯と同等の効果力が期待できるということになります。KIYAKIのピザ窯部分は大谷石を利用した石窯となっています。大谷石は耐熱性や蓄熱性に優れており、ピザ窯には適した石材といわれているのです。

KIYAKIの石窯オーブン部分は最高温度が600℃です。通常でも480~540℃ほどで調理が可能ですので、どんなピザでも最適な温度でおいしく焼き上げることができます。

2-3. 多彩な調理に対応

KIYAKIはオーブン上部にオーブントップコンロ(約60℃)、オーブン上段に約250℃のオーブンを搭載しています。コンロでスープなどの保温や、上段オーブンでローストビーフなどの調理も可能。これらの熱は、石窯を熱するときの余熱を利用しますので、燃料費がかかりません。

さらに下段には皿を温めるディッシュウォーマーとしても利用できる保温庫(約50℃)を搭載しています。ひとつのオーブンで多彩な調理に対応するうえ、すべて余熱を利用するので、燃料費を抑えられるのもおすすめポイントです。

2-4. 格安プライスで使いやすさも

ピザからオーブン料理まで多彩な調理が可能なKIYAKIは導入コストが安いというメリットもあります。KIYAKIのボディはすべて自社生産ですので、コストが抑えられ、格安プライスを実現しています。

格安とはいえ使いやすさという点で手を抜くことはありません。木質ペレットはまとめてセッティングしておくだけで、設定温度通りに適切な量が供給される自動供給方式です。石窯の薪のように、自身で火力を調整する必要がありません。

3. まとめ

ピザをはじめとするオーブン調理は、高い火力と微妙な火力調整が必要な難しい調理となります。これまではオーブン調理を手軽に行うために、高額なコンベクションオーブンなどを用意する必要がありました。

しかし、高額なオーブンを導入するのは厳しい店舗もありますし、大型のオーブンが設置できない店舗もあるでしょう。本格石窯は使いこなすのが難しく、技術が求められます。さらにいえば、電気やガスを利用するオーブンは二酸化炭素の排出から環境にやさしい機器とはなりません。

そこでおすすめしたいのがKIYAKIです。コンパクトなボディに多彩な調理機能を搭載しつつ、ボディは手作りのため導入費用を抑えられます。さらに細かい技術は必要とせず、操作は温度を設定するだけです。燃料である木質ペレットもセットしておくだけで自動供給になっています。

省スペースで多機能なオーブンをお探しの方は、ぜひ一度KIYAKIの性能、使いやすさをご確認ください。